この石碑は瀬波海岸の近いです。偶然に見つけたけど、とても面白いと思います。英語にも翻訳しておきました。
昭和二十年十月三日午前十時頃、突如この沖に米国軍上陸艦艇（LST型三〇〇〇余トン）二十二隻が姿を現し、米国陸軍第十一軍団将兵七百余名がこの地点に上陸した。同時に車輌・戦車・重機など軍需物資の陸揚作業が開始され、その年の十二月下旬まで続いた。陸揚物資は道路や瀬波小学校庭、あるいは、駅前広場などを埋めつくした。その間将兵たち大観荘（旧日本会舘道場）と瀬波小学校に宿泊した。その後、物資は将兵と共に新潟へ向った。
米国軍上陸は、当時の瀬波住民にとって青天のへきれきであった。しかし、このような重大な事実は、多くの終戦記録にも見られない。永遠の平和をお願いつつ、この史実を長く後世に伝えるためにここに記した。
